塗装店に必要なスキル
参入企業が増加
塗装リフォームのも成熟期を迎え、家電量販店やIT企業などさまざまな会社が参入してきており、今後ますます激戦になっていきます。また、あっ！と驚く企業参入も増えていくでしょう。定額制の新規参入業者やリフォーム店さんにどう立ち向かいますか？
リフォーム店にない塗装店の強みは、塗料や施工方法、下地との相性を熟知していること。本当にそうでしょうか？新築塗装ではほとんど起きない失敗が塗り替えでは起こり得る可能性があります。最近の屋根、壁の塗料には密着しにくい建材が増えており、塗装をできない外壁や屋根もあります。
塗料メーカーは良い事ばかり言いますし、塗料が原因の失敗が起きても塗料の支給はありますが、足場代や労務費などは施工店持ちになります。
塗れない物には張り替えやカバー工法の提案が自信を持ってできることが大切です。また、建物の構造や雨漏りのメカニズムを知っていくことも今後の塗装店には重要なスキルになるでしょう。
新築の時から不具合のある建物がありますが、ただ塗るだけではなくその不具合を解消することができればお客様からの信頼を得ることができます。
変化、勉強時
近年、優良リフォーム専門店さんは、塗装についてかなり勉強をされており、塗装店もうかうかしていられない状態ではないでしょうか？また、集客においても優良リフォーム専門店さんが一歩先に入っているという事実も否めません。ですから我々塗装店もチラシ、ホームページ、その他の販促品の勉強もしていくことが大切です。
特に 成約の カギを握る紙媒体に力を入れるべきです。デジタル社会こそアナログが人の心に響くからです。提案書一つとっても、あなたの会社にしかない特徴や強みを掘り下げて、アピールする必要があります。腕が良くてもそれを伝える術が必要です。
問い合わせが少なかったチラシのフリーダイヤル番号をバランスが悪いかな？と思うくらい大きくしたら問い合わせが増えたという事例もあります。
「問い合わせしよう」と思ったお客様が 小さすぎる電話番号を探すのに老眼鏡を探す手間をなくしてあげるだけのことです。これは名刺でも同じこと、面倒と思ったら電話をする気も失うのが人間です。
これらのことを一人で勉強し、解決するのはかなりの労力とお金が必要となりますが、全国の地域一番店が集まっている「日本塗装名人社」は豊富な知識を持っています。また定期的な勉強会も開催しています。これは塗装店の将来のため、日本の建築職人のため、建築業界のため、日本国民のためになると信じているからです。
