塗装サービスを維持するために -vol.2

塗装サービスを維持するために

塗装サービスを維持するために

誰のための団体

日本塗装名人社の「ペンキ屋の、ペンキ屋による、ペンキ屋のためのペンキ屋集団」。誰のための団体何だ?と問われたらペンキ屋のためとなります。異業種の方には、無関係な団体なんだと誤解を招く表現ですね。私たちの究極の本音は「ペンキ屋の、ペンキ屋による、業者のためのペンキ屋集団」となるんですかね。これこそ本音。これが最終の目的です。
今後の深刻な職人不足は、それ即、深刻な職人不足となります。あるいは塗装会社不足となります。施工会社は必ず足りなくなる…。一方、塗装サービスを売り、色も決め、着工日までは決める、営業会社は、ますます増える。需要と供給のバランスが、相反する現象は必ずやってくる。塗装サービスを売る、いわゆる商社が増加傾向にあるのは、誰もが知るところです。塗装サービスを売る、新規事業者が増えることは業界活性化にもなり、にぎやかで有り難いことです。
しかし、いくら注文を受けても、塗り終えないと商品にはならないし、請求書が出せない塗装サービス…。
所詮は、実際に現場に入り、作業をして仕上げる塗装工事業者がいないと、完工はしません。
財務体力のある大手企業が、金にモノをいわせ、大部分の塗装工事会社を囲い込んだらどうなるか。街の工務店様、中小のリフォーム業者様、ましてや、個人で営むブローカー様らは、たまったものではない。サービスは売れても金品対価にはならず、仕事になりません。客は来れど、売るモノ無し(笑) 注文あれど商品は無し…。
おかしな現象です。

「駆け込み寺塗装会社」

単刀直入に申しましょう。私ども日本塗装名人社は、いかなる時代がこようとも、建物を奇麗にする、塗装サービスを売る人の、お力になりたいのです。
売り手側の困った時の「駆け込み寺塗装会社」を目指しております。日本塗装名人社がある限り塗装サービスを売る、ありとあらゆる会社様に、不自由な思いはさせたくないのです。ゆえに将来のために立ち上がった。集客法や営業スキル、提案力ばかりを学んでいる塗装商社様(笑)おいおい、施工は大丈夫なのか?との憂いです。いやしくも私たちは生粋の施工会社なら、彼等の力になりたい。ペンキ職人の増加と育成は、私たちの当たり前の企業努力なのです。目に余る、貧相な塗装品質は、日本中から排除したいしね(笑)日本塗装名人社の目的そのものです。
志あるペンキ職人よ、手を携えようぜと、やっているのです。国土を美しくする塗装作業は、いかなる時代になろうともペンキ屋同士の広くて深い絆で、必ずや克服してご覧いただきます。平均年齢40歳を下回る日本塗装名人社は2年目に入ります。

池田太平 取締役事務局長 Ikeda Taihei


【日本塗装名人社とは】全国の塗装専門店や塗装職人が集まり2014年に結成したグループ。将来の塗装職人の育成、良質な塗り替え施工の指導、会員の塗り替えに対する施工保証等を行う。