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完成後も、10年後も美しく
会社名:JPM 東大阪北店
永濱 正明
所在地:大阪府東大阪市長田2-12-5-102
外壁塗装工事のトラブル防止!悪徳塗装業者の見分け方
平成28年度の国土交通省の建築許可業者数調査では、日本の塗装業者数は54626件と報告がありました。
そして、前年同月に比べて増加した業種の№1は塗装業者でした。
私達が言うのも何ですが・・・この54626件の塗装業者の中から、1件の業者を選ぶのは至難の技だと思います。
しかし、このサイトを御覧頂いている方には出来れば良い業者と出会い、満足いく工事を受けて頂きたいと切に願っています。
そもそも、良い業者とは?その反対の悪徳業者とは?どんな業者の事なのでしょうか?そこを判断する基準が無ければ、どこの会社で工事をするかを選ぶのは難しい事でしょう。
良い業者と出会って頂く為に過去にご相談を受けた内容や現場で遭遇してしまった経験を元にトラブルが多い悪徳業者の特徴をご紹介していきます。
悪徳って何が悪徳なのかを知る
悪徳業者とはどんな業者なのか?どんな手口を使うのかを事前に知っておく事で、良い業者を選ぶ判断材料になると思います。
- 不安を煽り、強引に契約を結ぼうとする
- 相場よりかなり高額な費用を請求
- 説明が不十分
- 手抜き工事
- 不具合に一切対応しない
上記のように施工前に分かる事と施工後(直後から数年後)にしか分からない事があります。
施工後に発覚した場合は解決するまでに時間を要してしまったり、最悪の場合、解決せずに泣き寝入りなんて事態も起こってしまいます。
費用は勿論ですが、心までダメージを受けてしまうので注意が必要です。
それでは一体、悪徳業者とはどんな風に出会ってしまうのか、その出会い方とトラブルをご紹介していきましょう。
訪問販売には気をつけよう!トラブルが多い残念な現実。
下記の表は独立行政法人国民生活センターに寄せられている、訪問販売によるリフォーム工事の相談件数です。
訪問販売によるリフォーム工事の相談
年度 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
---|---|---|---|---|---|---|
相談件数 | 6,402 | 6,496 | 7,295 | 6,868 | 6,747 | 1,274(前年同月1,168) |
2016年6月30日現在
ここではリフォーム工事とは「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」を合計しているので、塗装工事だけで何件と正確な数字は公表されていないのですが、なんとも残念な数です。
しかし、注目すべきは訪問販売と言うキーワードです。
訪問販売は昔からある営業方法です。昔に比べても、モラルがしっかりしており、居座る、強引な契約等は減っていますが、その一方で下記のようなトラブルが多いのも事実です。
相見積もりや考える時間を与えない
「今すぐ契約すれば半額になる」
「今すぐ契約しないと雨漏りが起こる」
最初は親切な言葉をかけ、最後には今すぐに決断させるような脅し文句を使います。
相談する時間や考える時間を与えてしまうと相場よりも高い事がバレてしまいますので、決断を急かします。
十分な判断ができない方と契約を結ぶ
高齢で判断能力が落ちてしまった方が不要な工事の契約を結んでしまい、発覚した時にはクリーニングオフが間に合わなかった等のケースが増えているようです。
専門業者以外のホームページは注意が必要
あたかも専門業者のように塗装について紹介しているWebサイトでも、実は・・
・アフィリエイトサイト
(そのサイトからクリックして見積もりや施工が決まれば報酬が貰えるお小遣いサイト)
・IT会社や専門業者ではない紹介サイト
一体それの何が問題かと言えば、下記のような現実があるからです。
専門業者以外の紹介サイトのメリットとデメリット
値段が安くなりました!が売り文句の塗装工事業者紹介サイトの多くは、サイトの運営会社に塗装業者が紹介手数料を支払う仕組みで成り立っています。
お施主様が安く工事が出来るのは良い事かもしれません。
しかし、その運営方法が塗装業者の経営を圧迫してしまい、数年後には存続している確証がありません。
又、その紹介サイトは工事後の不具合等には保証しません。
価格も大事ですが、塗装工事後の事まで責任を持って紹介してくれているのかを必ず確認してください。
必要以上に不安を煽る
私達が感心する程に丁寧に塗装に関して説明してくれているサイト。
しかし、その結末は現実とは違う少々悪い方向へ説明し不安を煽って急いで工事を勧めているサイト。
雨漏りが直ぐにでも起こる、直ぐにでも家が倒壊する等、身の危険を感じるように説明し、決断を急がせるHPは注意が必要です。
直ぐに契約するのは注意!塗装業者選びのポイント
ここまでで、トラブルの多い塗装業者との出会い方や営業方法についてご理解いただけたかと思います。
下記チェックポイントに当てはまったら、直ぐに契約をする事は避けてください。
- 突然訪問してくる業者
全ての訪問業者が悪い訳ではありません。
しかし、親切にしたかと思ったら、不安を煽り、決断を急かす場合は注意が必要です。
- 塗料の耐久性が異常に長いものを勧める
塗料にも寿命があり、メーカーが表示している耐用年数では短いもので5年、長くても20年までしかありません(実際は環境により大きく左右されます)。
しかし、それ以上に長く持つ塗料は販売されていません。
「この塗料は30年持ちます」等、自信満々に勧められたとの相談を今まで何件も受けてきました。
勧められた塗料は、そのメーカーのサイトで調べて確認してみてください。
- とにかく契約だけを急がせる
この時期だから、今だけだから、限定だから等の理由で契約を急かす場合と、急がないと直ぐにでも家が倒壊する、雨漏りが起こる等の不安を煽られたら注意が必要です。
不安になったら、契約を急ぐのではなく、相見積もりや他業者への相談を急いでみてください。
- 御近所だから、昔から知っているから、だけではやや不安です
御近所でずっと仕事ぶりを見てきた、会話を重ねてきた等の経緯がある場合は、ある程度の信用も出来ており問題は少ないです。
しかし、仕事を見ていない、顔見知り程度で何かあった時に言い出しにくいような関係でしたら、直ぐに契約するのは避けましょう。
信頼関係を築いた後、実際に施工を受けた方からの評判を調べた後からの契約の方が安心です。
施工後のトラブルも防止
契約までに注意すべき事を守ったとしても、施工後のトラブルが起こっているのも事実です。残念ですが、職人の経験や知識が浅く施工不良が起きる事もあります。
だからと言って四六時中作業を見張るのも難しい事です。そもそも見張らないと任せられないなんて悲し事ですよね・・。
それでは、そんな気持ちにならない為にも契約前に気をつけるべき事をご紹介しておきます。
- コミュニケーションが取れる塗装業者を選ぶ事
相談するにも、報告をもらうにもコミュニケーションが取れないと出来ない事です。個人的にはコミュニケーション不足が原因で不安や不満を抱えてしまう事例が多いように感じます。
- 見積もり後の追加料金が無いか事前に確認しておく
見える部分の見積もりを出してもらった時に、素材や下地の不安要素がある場合は、その時に報告があります。それ以外で追加料金が発生しないのかは事前にしっかりと確認しておきましょう。
- 施工後の保証があるのか確認
施工後に不具合が全く発生しないとは言い切れません。何年間まで保証してくれるのか、どこまで保証してくれるのか等の保証内容と免責事項は契約前に確認しておきましょう。
- メリットばかりではなくきちんとデメリットも説明してくれる
塗料の種類と価格はピンからキリまであり、それぞれ一長一短あります。その特徴をしっかりと説明してくれる事と予算があっての工事になりますので、予算内で出来る事や出来ない事等の説明をきちんとしてくれる業者を選びましょう。
最後に
医療の世界でセカンドオピニオンがあるように、塗装工事でも別の業者の意見を聞いてみる事でその塗装業者の考え方や価格を知る事は大事な判断材料の1つになると思います。
本音を言えば、施工店として真剣に見積もりをするので、本気で検討してくれるお施主様とのご縁を頂きたいと願っています。
勿論ご予算があっての事ですので全てのご希望に沿えない事があるのも事実です。
このサイトにたどり着いたのも何かのご縁ですので、不安を抱えている事があればお気軽にご相談ください。
例え施工に至らなくても、出会えて良かったと思える日本塗装名人社でありたいと思っております。
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